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zoom RSS Tanakia tanago 国の天然記念物「ミヤコタナゴ」

<<   作成日時 : 2014/06/18 07:48   >>

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天然記念物「ミヤコタナゴ」が、寺家ふるさと村四季の家で展示されている。絶滅危惧種



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2014年6月16日
横浜市青葉区寺家町


外部リンク

ミヤコタナゴ@Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%83%8A%E3%82%B4

ミヤコタナゴ@多様性生物希少標本ネットワーク ”a specimen room 標本室”
http://hyouhon.jp/html/fish4b.html







解説


ミヤコタナゴ@Wikipedia


ミヤコタナゴ(都鱮、Tanakia tanago)は、コイ目コイ科タナゴ亜科アブラボテ属の小型淡水魚。日本固有種で、関東地方の一部に生息する。地域名(本種を指す方言)としてミョーブタ・ジョンピー(千葉県南総)、ベンタナ・オシャラクブナ(千葉県東総-南総)、ナナイロ(埼玉県入間、比企)、シャレブナ・オシャレブナ(栃木県)などがある。この中にはヤリタナゴとの混称も含まれる。1974年、国の天然記念物に指定された。

生態

明治時代後半、東京市小石川(現東京都文京区)の東京帝国大学付属植物園の池で発見された。このことが「ミヤコ」の和名由来と言われる。昭和初期には井の頭池及び神田川水系にも生息していた。

全長約6センチメートル。一対の口ひげがあり、産卵期に現れるオスの美しい婚姻色で知られる。体型はヤリタナゴを小型にしたようであるが、側線が不完全であり、鰓蓋の後ろから胸びれの上あたりまでしかないことで区別できる。また、オスは尻びれと腹びれの先が帯状に黒く、その内側には白線が配される。これは春先の繁殖期には婚姻色として顕著に現れる。

西日本に分布するアブラボテは本種に形態、生態とも類似するが、本種ほど湧水依存が強くないなど適応環境が幅広い感がある。

小動物や藻類などを食べる。

湧水を水源とした細流やため池に生息し、本種の生息地の下流域はヤリタナゴの生息河川である(あった)ケースが多い。天然分布域が東京近郊に偏在しているため、戦後の高度成長期を中心とした都市化で生息環境が次々に破壊され個体数が激減、絶滅に瀕している。

保全状態評価
VULNERABLE (IUCN Red List Ver. 2.3 (1994))
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絶滅危惧IA類(CR)(環境省レッドリスト)
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・日本国指定の天然記念物
・国内希少野生動植物種

1974年に天然記念物に、1994年に国内希少野生動植物種に指定。環境省レッドリストでは、絶滅危惧IA類に当初から指定されている。したがって、許可のない捕獲採集や飼育、譲渡売買は禁じられている。ほとんどの生息地において地域社会が本種の保全に関心を持ち、生息地によっては密漁行為を監視、警察への通報を緊密に行なうなどしている。なお、近年では新規に生息地が発見されても密漁等を防ぐ意味で公開しないのが原則であるが、同時に保護が地域社会に浸透できず、どこからか密漁者もやってくるという悪循環に悩まされている。また、本種は湧水に続く小水路と水田耕作地という二次自然に強く依存しており、産卵母貝であるマツカサガイの維持には定期的な水路の土揚げや農業用溜池の池乾しなど手入れが欠かせず、それを周知できなかった過去においては保護がうまくいかなかったという苦い経験がある。すなわち本種の生態は、人間による耕作生産活動と密接不可分な関係にあり、人手不足や後継者難による耕作放棄など農村社会の荒廃が、本種の将来に暗い影を落としている。

また、本種生息地でのゴルフ場開発や圃場整備事業、河川のコンクリート護岸化や直線化などの生息地破壊につながる開発許可や公共事業は、本種の希少性が世に広く知られるようになった近年でも後を絶たない。

関東各地の内水面水産試験場や淡水魚博物館等、あるいは一部の自治体関係機関によって系統保存を目的とした飼育・繁殖やそれに伴う一般展示が行われている。

脚注
1.^ Kottelat, M. 1996. Tanakia tanago. In: IUCN 2007. 2007 IUCN Red List of Threatened Species. Downloaded on 17 November 2007.

外部リンク
ミヤコタナゴ多様性生物希少標本ネットワーク ”a specimen room 標本室”




ミヤコタナゴ


コイ目 コイ科
ミヤコタナゴ 学名 Tanakia tanago (Tanaka, 1909)
採取地 千葉県
採取年月日 1978年6月  サイズ 全長 26mm   
国立科学博物館動物研究部
脊椎動物研究グループ(魚類) 収蔵

東京都文京区小石川の東京大学附属植物園内の池で採集された個体に基づいて1909年に新種として発表された日本固有種で、かつては関東地方に広く分布していたが、東京都、群馬県、神奈川県では野生下ではすでに絶滅し、埼玉県産も絶滅寸前である。自然状態では、千葉県、栃木県の数ヶ所で細々と生き残っている。主な生息地は丘陵地の湧水水路、扇状地末端部の湧水池やその流出水路。体長30〜40mm。食性は動物食に傾いた雑食で、底生小動物や付着藻類などを食べる。オスは産卵期に美しい婚姻色を呈する。水田の圃場整備事業などにより生息地は急激に消失し、観賞魚として密売されることも減少に拍車をかけている。

背鰭9〜10軟条(iii+8〜9分岐条)、臀鰭9〜10軟条(iii+8〜9分岐条)。縦列鱗数34〜36。側線不完全。体高比(体長/体高)2.5〜3.1。口角に1対の髭がある。鰓蓋上端後方に明瞭な1暗色斑がある。オスの婚姻色は明瞭で、とくに体側の紫色と背鰭の白帯、臀鰭、腹鰭の淡黒、朱赤、暗黒の帯模様と胸鰭、尾鰭、尾柄部の朱色は鮮やか。染色体数は2n=48。

近似種はヤリタナゴ(T. lanceolata)とアブラボテ(T. limbata)。小型のヤリタナゴは本種と見誤ることがある。ヤリタナゴは尾柄が長く、鰓蓋後方の暗色斑が不明瞭であり、また幼魚期に側線が完全となる点で区別される。アブラボテとは分布が重ならず、臀鰭条数(iii+10〜11)の多い点で区別できる。

 環境省 レッドデータブック”ミヤコタナゴ” より引用




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